中国

北京と瀋陽の故宮

紫禁城の画像

世界遺産名: 北京と瀋陽の故宮

英語名: Imperial Palaces of the Ming and Qing Dynasties in Beijing and Shenyang

保有国: 中国

初回登録年: 1987年

種類: 文化遺産

登録基準: (i)、(ii)、(iii)、(iv)

場所: 北京、中国東北部遼寧省省都の瀋陽

遺産の概要:
中国皇帝が居城とした宮殿の遺構(=故宮)
故宮は「昔の宮殿」の意味、かつて紫禁城と呼ばれる。
禁城は、一般人立ち入り禁止という意味

歴史:
①北京の故宮
1406年に明の永楽帝が造営開始。
1421年都を軟禁から北京へ移した際に居城とする。
明が滅亡する際に破壊され、現在残る建物は17~18世紀に女真族の王朝である清朝によって再建された。
再建にあたって、漢民族の明朝を受け継いだ王朝であることを示すため、漢民族古来の伝統が踏襲される。
故宮の外朝部分には、太和殿、中和殿、保和殿の3つの建物が並ぶ。

②瀋陽の故宮
後金のヌルハチと後継者ホンタイジによって、1625年に着工され1636年に完成。
女真族の民族色がさらに表れている。

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