中国

承徳の避暑山荘と外八廟

世界遺産の英語名: Mountain Resort and its Outlying Temples, Chengde

保有国: 中国

初回登録年: 1994年

種類: 文化遺産

登録基準: 2, 4

場所: 北京の北東約250km、河北省承徳市

遺産の概要:
清代に中国の皇帝たちが夏の避暑地として利用した場所。
中国江南地方の水郷や北方地方の草原といった自然美と、様々な宮殿様式を組み合わせた中国全土の縮図ともいえる景観をもつ。

歴史:
1703年に康熙帝が着工し、1792年に乾隆帝が完成させた。
外八廟は避暑山荘の東と北を取り囲むよう丘陵地帯に作られた寺廟群の総称。
1713年に溥仁寺が建てられた後、約66年をかけて完成した。
漢族の様式とチベットの様式があることから、少数民族を尊重する政策の一環として建設されたことがうかがえる。

タイトルとURLをコピーしました